フレンチヴァイオリンの出品
胴体の長さは358.5mm
ストップ長196mm
重量は468.6g
製作から100年は経っていると思われます。楽器内部は光を通さなくなるため、かなり暗いです。
裏板はクリーツ補強がされており、お金を掛けて、丁寧に修理しながら弾かれてきたことが伺えます。
弦はピーターインフェルド
駒は2025/9/3に新調しました。大変弾きやすい状態です。
裏板、横板の美しい杢目も然ることながら、表板スプルースの目の詰まり具合も特筆すべき点です。
最後の写真、比較用に手持ちのスプルース材の写真を載せました。こちらもなかなか目の詰まった高価な材ですが、それを上回る緻密な目をしているのがわかりますでしょうか。
音もキメ細やか、密度の濃い低音と、滑らかに歌うような高音が魅力的です。
※昨今の円安のため、訪日外国人が観光がてらに楽器を購入した結果、良い楽器がどんどん国外に流れていっているようです。価格が高くても売れる故に楽器店は遠慮なく値上げするため、店頭においてこのレベルの楽器をこの価格で買うのは今や、絶対不可能です。
内部も丁寧に削られておりかなり軽い仕上がりです。長時間弾いても疲れにくいと思います。
整理のため手放す覚悟を決めましたが、絶対、買い得だと思います。(出品者が言っても説得力に欠けるかもしれませんが。。。)
是非、ご検討ください。
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